Den-tama Train’s

東急田園都市線で活躍する各社の車両を紹介します。
(各形式の写真をクリックすると、拡大された写真が出てきます)


◇東急車(8500系/2000系/5000系)
○8500系
製造初年・・・1975年
総両数・・・・・385両
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同社8000系の半蔵門線直通用として製造されました。
登場から既に30年が経とうとしていますが、未だ東急一の大所帯は健在です。5000系との置き換えが序々に始まっていますが、まだまだ田園都市線の顔として頑張ってくれると思います。なお、写真の8516Fは行先及び種別を白色・フルカラーLEDに再更新した編成です。
1976年に鉄道友の会より通勤電車としての集大成として認められ、ローレル賞を受賞しました。ちなみに1編成から30編成の乗務員室仕切戸上に記念プレートが飾られていますので探してみてはいかがかな?
○2000系
製造初年・・・1992年
総両数・・・・・30両
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「人にやさしい車両」というキャッチフレーズで登場した2000系は、今では標準的な設備(車椅子スペース・スタンションポール等)をいち早く採用した車両です。
8500系の後継車として登場しましたが、3編成のみの少数派になってしまいました。東横線や大井町線で活躍する9000系をベースに製造されています。
東武線非乗入れ車なので、運用機会が少なく、なかなか乗れない車両の一つです。
○5000系
製造初年・・・2002年
総両数・・・・・70両
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田園都市線で走っている東急車の最新形式。
車体はJR東日本のE231系をベースにし、正面スタイルや運転台・室内の配色など各所に東急オリジナルの要素が加えられています。
車内のドア上には液晶モニターが2つ並び、左が広告・右が各種案内などが表示されています。
また、2005年2月からは東急初の6扉車が5004編成の5・8号車に導入され、最新の5007編成にも6扉車が導入されています。今後も5000系系列は各線に増備されていく見込みです。


◇東京メトロ車(8000系/08系)
○8000系
製造初年・・・1981年
総両数・・・・・190両
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営団地下鉄(現・東京メトロ)の半蔵門線用車両として1981年にデビュー。同社の6000・7000系の流れを組む車両で、前面のデザインも当時としては画期的でした。
また、当時画期的だったボルスタレス台車を本格的に採用し、デザイン面・機能面でとても斬新な車両でした。
現在は登場から24年が経ち、第一次の更新時期が来ていて、8009編成が先行で制御機器・室内・空調機器等の更新を受けています。
○08系
製造初年・・・2003年
総両数・・・・・60両
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半蔵門線押上延伸(全線)開業時に導入された車両で、同社の東西線用新05系をベースに、安全性の向上やバリアフリーなどの設備面などの向上も図り、営団新世代標準の車両と位置づけています。
室内も落ち着いた雰囲気で、先に登場した東急5000系のような液晶TVは採用されませんでしたが、2段式のLED案内表示器が各ドア上に設置されています。
前面デザインも奇抜で、他の会社には無いような顔で存在感をアピールしています。
なお、記念すべき?営団地下鉄最後の新形式であり、誕生から僅か1年程で車体のSマークがハートMマークに変更されてしまった悲運??な車両でもあります。


◇東武車(30000系)
○30000系
製造初年・・・1996年
総両数・・・150両
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田園都市線の異端児、東武の電車です。
2003年3月に開始された東武〜東京メトロ〜東急の相互直通運転を機に、田園都市線に乗り入れてきています。基本6両+増結4両といった変わった?一面もあり、東武らしい個性がでている車両でもあります。
他2社の最新形式から見ると、製造初年の早さからか、設備面で少し見劣りしてしまうことがありますが、車椅子スペースや車内表示器など標準的なものは設置してあり、逆を言うと5000系・08系と比べても見劣りはしない車両だと思います。
・・・たまに車両故障起こすのはご愛嬌!?^^;

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